ニュース・フラッシュ
2010年7月5日
ロンドン
フレンチ香織
ブルキナファソ:鉱業法及びロイヤルティ改正を検討
業界紙によれば、ブルキナファソのAbdoulaye Cisse鉱業大臣は7月初頭に、ロンドンにて投資家向けに会合を開き、鉱業法及びロイヤルティ改正に係る提案概要を発表した。同大臣によれば、鉱業法改正案の重要な点は、企業が鉱業権を取得した日から、鉱山開発を開始する時期を短縮するもので、現行の2年間を半年に変更するよう検討している。また、ロイヤルティ改正案に関しては、2010年9月までにコモディティ生産に対するロイヤルティを現行の3%から5%に引き上げるよう検討している。これは、金価格の上昇により、企業の歳入が増加していると期待できることと、豪州をはじめ、他国での鉱業に関わる税を引き上げる動きが見られることに影響されたと同氏は述べている。
同大臣によれば、同国における過去二年間の金生産は5t、12.5tであったが、2010年までに20tに達する見込みである。現在6社が金生産を行っているが、今後さらに5社が金生産を開始する予定である。
