ニュース・フラッシュ
2010年7月12日
バンクーバー
村上尚義
加:Fission Energy社とKEPCOコンソーシアム、Waterbury Lakeウラン探鉱プロジェクトの促進で合意
Fission Energy社(本社:BC州Kelowna)は6月30日、韓国の電力公社であるKorea Electric Power Corp.(KEPCO)主導のKEPCOコンソーシアム(正式名称:Korea Waterbury Uranium Ltd. Partnership)との間で、SK州Athabascaベーズン東部に位置するWaterbury Lakeウラン探鉱プロジェクト(権益比率:Fission Energy社50%、KEPCOコンソーシアム50%)の探鉱費として3年間で30百万C$を支出する覚書を交わした。探鉱費は権益比率に応じて双方支出し、オペレーターはFission Energy社が担う。
Waterbury Lakeウラン探鉱プロジェクトでは、2009~2010年冬期に探鉱費2.68百万C$を支出してボーリング調査(総掘進長7,500m、20孔)を実施しており、KEPCOコンソーシアムは本探鉱費の支出により権益取得のオプション行使条件を満たしていた。また、同プロジェクト内のJ-Zoneで実施したボーリングでは優勢な鉱化作用を捕捉しており、コア長18m、品位U3O8 1.32%もしくはコア長3m、品位U3O8 21.58%等の分析結果が得られている。