DRCコンゴ：世銀、鉱業部門の透明性向上プロジェクトに50百万US$を注入

　世銀は7月1日、DRCコンゴにおける鉱業部門の透明性及び説明責任(アカウンタビリティ)を向上するために、「Grow with Governance」のプロジェクトへの助成金50百万US$を承認した。「Grow with Governance」は世銀プロジェクトの一つで、本目的は、鉱業部門における主要機関の管理能力を強化し、増加する投資の環境改善、及び鉱業部門からの歳入の透明性向上、そして、鉱業プロジェクト領域の地域社会への利益還元を促進することである。
　これに加えて、英国国際開発省(DFID)も42百万US$の追加支援を発表し、世銀の本プロジェクトの共同アプローチで、同国のEITI(採取産業透明性イニシアティブ)の遵守プロセスを支援する方針である。なお、DRCコンゴは、2008年2月にEITI候補国となり、2010年9月までに、EITI遵守国へ移行するための認証報告書を完成させることが求められている。