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ニュース・フラッシュ

鉱種:
鉄鉱石
2010年7月12日 シドニー 増田一夫

豪:ACCCは、BHP BillitonとRio TintoのWA州Pilbara地域の鉄鉱石事業統合の判断を延期

 2010年7月8日付け地元紙等によれば、BHP BillitonとRio TintoのWA州Pilbara地区の鉄鉱石生産統合事業の審査を行っているACCC(豪州競争消費者委員会: The Australian Competition Consumer Commission)は、2010年7月22日に行うとしていた最終決定を、改めて延期することを明らかにした。両社から追加情報を得るための措置と言われているが、情報の詳細については明らかにされていない。
 また、2010年7月12日付け地元紙等によれば、BHP BillitonとRio Tintoは、ACCCに対し、最終決定を2010年末まで延期するよう求めていると報じている。理由は、現在行われている欧州委員会(European Commission)の審査期限が明らかにされていないためで、BHP BillitonとRio Tintoが両社の合意条件である「2010年12月31日までに政府当局からの承認を得る」に合わせた最終期限での判断をACCCに求めた形となる。

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