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ニュース・フラッシュ

2010年7月19日 ジャカルタ 小岩孝二

フィリピン:Aquino大統領、南Cotabato州露天掘禁止令問題解決に協力表明

 地元紙等によると、Beniguno Simeon C. Aquino Ⅲ大統領は、Tampakan銅・金プロジェクトが位置する南Cotabato州が露天掘採掘を禁止する環境規則を定めたことに関し、投資見込額52億US$に上る同プロジェクトが損害を被る恐れがあることについて懸念を表明、州政府と同プロジェクトを推進するXstrata子会社のSagittarius Mines Inc.が妥協点を見出すことができるよう政府としても協力していくと発言した。また、Ramon J. P. Paje環境天然資源大臣は、問題解決のため同州政府及び同社と面談するとコメントしている。同州環境規則は、前知事が任期終了1日前の6月29日に署名し発効しているが、後任のArthur Y. Pingoy, Jr州知事は、1か月程度の期間をかけ鉱業法等上位法令に反したものとなっていないか規則を再検証することを表明している。

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