閉じる

ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2010年7月20日 サンティアゴ 菱田 元

チリ:Far West MiningがSanto Domingo銅プロジェクトの資源量を更新

 7月12日付け地元紙等によると、Far West Mining(本社:加バンクーバー)はチリ第Ⅲ州Santo Domingo銅・鉄プロジェクトについて、新規のNI 43-101資源量評価認証を得た後、2010年末までにプレFSを完了させる予定であると発表した。
 更新された概測資源量は粗鉱量486百万t;銅換算品位0.57%(カットオフ銅換算品位0.25%)で、2010年4月末に発表されたデータより27%増加している。また、予測資源量は粗鉱量61.8百万t;銅換算品位0.46%である。
 Far West Miningは銅と鉄についてより詳細な金属回収試験を実施しており、同時にピット傾斜を決める岩盤力学データ取得のための追加ボーリング6孔を実施している。同社Rick Zimmer CEOは「プレFSで経済性が向上することを期待している。」と述べた。
 2010年4月にチリを訪問したZimmer氏は、Santo Domingoプロジェクトは2013年又は2014年までに操業開始し、年間銅65,000t、鉄270万t、金23,000oz(0.72t)を生産する予定であると述べた。

ページトップへ