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ニュース・フラッシュ

2010年7月26日 メキシコ 高木博康

コスタリカ:鉱業会議所が金属鉱業へのモラトリアムの合法的な排除を模索

 7月15日付け業界紙等によると、コスタリカ鉱業会議所(CMRC)会頭は、CMRCが金属鉱業の露天掘り開発を禁じるモラトリアムを排除するための合法的手段を模索している旨を明らかにした。同会頭のコメントの概要は、下記のとおり。
 「CMRCは、弁護士とともに憲法裁判所を含めた裁判所に対し、モラトリアムの排除を訴えることを検討している。2010年4月に前大統領は、金属鉱業の露天掘り開発を禁じる政令に署名し、2010年5月に新大統領が同政令を継続する政令に署名した。しかし、これらの政令は、法律に基づくものでは無い。このため、CMRCは、モラトリアムの合理的な排除の可能性を裁判所に問うことを模索している。」
 現在、コスタリカにおいては、Crucitas金プロジェクトを保有するInfinito Gold社(加)及びBellavista金山を保有するB2Gold社(加)が鉱業活動の再開を期待している。

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