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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2010年7月26日 ジャカルタ 小岩孝二

インドネシア:Grasberg銅・金山2010年Q2生産実績、対前年比大幅減少続く

 FCX(Freeport-McMoRan Copper & Gold)の発表によると、インドネシアGrasberg銅・金山は粗鉱品位の低下が続き、2010年Q2生産量は銅精鉱(純分量)が対前四半期比1千t(1%)減、対前年同期比68千t(33%)減の139千t、金(銅精鉱中金量)が対前四半期比4.6t(32%)減、対前年同期比16.5千t(63%)減の9.9tとなった。2010年中は採掘品位の低下が見込まれるため生産量も減少し、銅販売量544千t、金販売量53tを予想している。2009年以降、四半期ごとの生産実績は下表のとおり。

  2009年 2010年
Q1 Q2 Q3 Q4 合計・平均 Q1 Q2 合計・平均
銅精鉱(Cu純分)(千t) 207 207 175 156 744 140 139 278
粗鉱品位Cu(%) 1.12 1.10 0.90 0.82 0.98 0.78 0.81 0.79
選鉱実収率Cu(%) 90.7 90.6 90.7 90.6 90.6 88.2 89.1 88.7
Au(銅精鉱中の全量分)(t) 19.3 26.4 24.9 22.3 92.8 14.5 9.9 24.4
粗鉱品位Au(g/t) 1.13 1.51 1.33 1.23 1.30 0.87 0.63 0.75
選鉱実収率Au(%) 81.9 83.6 84.7 84.2 83.7 79.0 78.2 78.7
注)合計・平均はFCXの個別データで作成している為、必ずしも一致しない。
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