ニュース・フラッシュ
2010年7月29日
調査部
渡邉美和
中国:国家発展改革委員会と財政部、5年間で30か所の都市鉱山基地建設を計画
国家発展改革委員会は、財政部と共同して、5年間に30か所の都市鉱山基地を建設すると発表した。工業化都市化の過程で発生した生産ならびに電気設備・電線ケーブル・自動車・家電・電子産品などの廃棄物を鉄鋼・非鉄金属などに循環利用するもの。
まず、天津子牙循環経済産業区、安徽界首田営循環経済鉱業区、湖南湯羅循環経済工業 区、広東清遠華清経済園、四川西南再生資源産業園区、寧波金田産業園、青島新天地静 脈産業園の7地区を都市鉱山基地に指定し、2015年までにこの7地区で再生加工利用の銅190万t、同アルミ80万t、廃プラスチック180万tの能力を備える予定。また5年間で30か所に拡張を計画している。これらの基地では先進技術を採用し、環境保護規範を定め、資源の循環利用を促進する。
