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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2010年8月3日 サンティアゴ 菱田 元

チリ:Esperanza銅プロジェクトの剥土工事が完了

 7月26日付け地元紙等によると、Antofagasta Minerals社が70%権益、丸紅が30%権益を有するチリ北部第Ⅱ州Esperanza銅プロジェクトの露天採掘場の剥土工事が完了した。剥土工事は鉱床を覆う計155百万tの土壌と岩石を除去するもので、予定よりも早く完了した。
 Esperanzaプロジェクトは建設の最終段階で、6月初めに78%が完了した。同プロジェクトは投資額23億US$で、2010年第4四半期に操業開始、2011年上半期に商業生産開始の予定。
 鉱石処理容量は98,000t/日で、操業開始後の10年は毎年銅191,000t、金215,000 oz(6.7t)、銀1.56百万 ozを含む約700,000tの銅精鉱を生産する。
 Antofagasta Minerals社はLuksicグループ所有のAntofagasta plc(本社ロンドン)のチリ子会社で、チリでの民間鉱山会社では4番目、チリ人経営では1番目の規模である。

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