メキシコ：SilverCrest社が9月上旬からSanta Elena金・銀プロジェクトの金属生産開始

　SilverCrest Mines社(本社：加・Vancouver)は、メキシコに保有するSanta Elena金銀プロジェクトの金属生産を2010年9月上旬から開始すると7月29日付け同社HPに発表した。
　同プロジェクトは、Sonora州の州都Ermosillo市の北東150 kmに位置し、平均品位Au 1.61g/t及びAg 56.70g/tの概測・精測資源量6.5百万tを有している。同社のプレFS評価によると、粗鉱処理量2,500t/日による鉱山寿命8年、この間の年平均生産量Au 1.09t及びAg 18.66tが見込まれ、平均キャッシュコストは375 US$/oz-Auと試算されている。
　2009年10月から鉱山開発工事を開始した同プロジェクトは、3段階のクラッシャーによる破砕を経た粗鉱のリーチパットへの敷設を終了し、シアン散布が開始される段階にある。同社は、商業生産到達を2010年Q4に予定している。