閉じる

ニュース・フラッシュ

2010年8月6日 メキシコ 高木博康

メキシコ:Peñoles社の2010年Q2の純利益は前年同期比29%減

8月3日付け業界紙等によると、Industrias Peñoles社の2010年Q2の純利益は、Naica多金属鉱山の坑内浸水による操業停止及び坑内浸水への対応に伴う生産コスト高、為替差損等により、前年同期比29.3%減の150百万US$(18.93億Peso)に留まった。 今期の亜鉛、鉛及び銅精鉱の生産量は、Naica多金属鉱山の坑内浸水による41日間の操業停止(4月19日操業再開)等により、それぞれ前年同期比5.3%減、3.1%減及び1.1%減となった。一方、今期の売上高は、金、銀を始めとする市況の高騰により前年同期比70.9%増の154.40億Pesoとなっている。 なお、この坑内浸水は、同社が保有する火力発電所の一つが供給不能となったための電力供給不足が原因である。

ページトップへ