チリ：Maricunga金鉱山が285百万US$の最適化プロジェクトのEIAを提出

　8月3日付け地元紙等によると、カナダKinross Gold社の100％子会社のチリ鉱山会社Minera Maricungaは第Ⅲ州Maricunga金鉱山の285百万US$を投資する最適化プロジェクトのEIAを環境委員会Conamaに提出した。
　このプロジェクトは鉱山のPanchoとVerde露天採掘場の採掘量を74,000t/日に増やすもので、建設に13か月要し、操業は2012年末開始で5年間続ける計画である。
　これまで46百万US$を投資した最適化の結果、現在の採掘量は48,000t/日である。
　この計画は、硫化プラント、酸化プラント、リサイクリング、濃縮(thickening)SARTプラント、を含むが、まだ操業開始には至っていない。
　2009年にMaricunga金鉱山は換算量として金233,585oz(7.27t)分を生産した。
　現在の金換算生産能力は250,000oz(7.78t)/年である。