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ニュース・フラッシュ

2010年8月10日 サンティアゴ 大野克久

チリ:CODELCOの2009年探鉱費は、27百万US$

 8月5日付け一般紙等によると、探鉱投資は、操業鉱山の可採鉱量拡大や新鉱床発見にとり重要であるが、2005年に47百万US$であったCODELCOの探鉱費は、同社のコスト抑制策の一環として年平均13%減少し、2009年探鉱費は27百万US$まで縮小している。
 一方、BHP Billitonは410.5百万US$、Rio Tintoは68百万US$、Antofagasta Mineralsは55.5百万US$であった。
 ただし、CODELCOによると、近年はAndina鉱山で5,000千t(銅量)の鉱体確認している他、銅量で9,000千tの2つの鉱体を発見している。
 現在、チリは銅、モリブデン、リチウム等の生産量は世界有数であるが、2009年の全探鉱費は357.5百万US$でペルーやメキシコよりも少なく、世界第7位である。

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