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ニュース・フラッシュ

2010年8月13日 ジャカルタ 小岩孝二

インドネシア:PTNNT、一般公募による8億US$の増資を検討

 地元紙等によると、Batu Hijau銅・金山を保有、運営するPT Newmont Nusa Tenggara(以下PTNNT)は一般公募による総額8億US$相当に上る増資を検討していて、8月19日に株主総会を開催する計画である。公募が成功すると、既存株主の構成比は9%程度低下する見込みである。現在の株主構成は、米国Newmont社の現地子会社31.5%、住友商事(株)他による日本企業連合24.5%、地元地方政府とBakrieグループの合弁会社であるPT Multi Daerah Bersaing 24%、PT Pukuafu Indah 20%であり、外国資本側56%、インドネシア側44%となっている。しかし、手続き中の2010年分7%の株式委譲が行われると、外国資本側49%、インドネシア側51%となり、過半数をインドネシア側が占めることとなる。PTNNT広報担当者は株主会議を開催することは認めているが、議題その他の詳細についてはコメントを拒んでいる。

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