ニュース・フラッシュ
2010年8月17日
サンティアゴ
大野克久
ブラジル:2015年までのブラジル鉱業投資は620億US$の見込み
8月11日付けで、ブラジル鉱業協会(IBRAM)は、2015年までの鉱業セクター投資について従来の見込みを見直し、現時点では620億US$になる見通しを発表した。これは、2008年の金融危機以前の見込み額570億US$を上回っている。
IBRAMのCamillo Penna会長によると、金融危機後は470億US$まで投資見込み額が減少したものの、2010年1月に490億US$、4月には540億US$と増加し、現在は過去最高の620億US$のレベルまで到達している。
この投資額は生産拡張及び新規プロジェクトの両方を含み、鉱種別の主要なものでは鉄鉱石392億US$、ニッケル67.1億US$、銅26.6億US$である。