中国：韓国開発銀行はレアアースに関し中国と覚書を締結

　地元紙等によると、レアアース関連企業が集積するBaotou(包頭：中国内モンゴル自治区北西部)では、フランスのレアアース加工・処理企業のRhodia Groupを始めとして、約50もの海外レアアース関連企業が投資しているが、韓国開発銀行はBaotou Rare Earth Hi-Tech Industrialとの間で加工施設建設に関する覚書を締結したと発表した。加工されるレアアースは韓国の電子企業、自動車産業向けで、投資に関し地元政府は免税措置をとるとともに、長期売買契約により韓国企業向けには15％の割引価格が適用されるとしている。中国がレアアース輸出の統制を強める目的の一つに、高度な加工技術を持つ外国企業を国内に誘致する目的があるとされる。