メキシコ：Platosa多金属鉱山の操業が坑内浸水により一時停止

　Excellon Resources Inc.(本社：加・Toronto)は、メキシコに保有するPlatosa多金属鉱山の操業が坑内浸水により一時停止したと8月23日付け同社HPに発表した。
　同鉱山は、Durango州中央部を走行する銀ベルト地帯に位置している。同社は、鉱山操業当初は、同鉱山の粗鉱をPeñoles社のNaica多金属鉱山へ売却していたが、現在では鉱山南方220 kmに位置する自社保有のZacatecas州のMiguel Auza選鉱プラントにおいて粗鉱を処理している。同鉱山の2010年Q2の生産量は、粗鉱処理量18,861t、Ag 12.5t、Pb 1,220t及びZn 1,583tであった。
　同社は、8月18日の採鉱切羽における湧水発生後、直ちに坑内浸水遮断コンクリート壁を設置し、モルタル等の注入による湧水遮断作業を行っている。同鉱山では、2008年10月にも湧水により操業が一時停止したことがある。