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ニュース・フラッシュ

2010年8月30日 メキシコ 高木博康

メキシコ:元労組がCananea鉱山の操業再開阻止行動を示唆

 8月23日付け業界紙等によると、Cananea鉱山の元労組であるSTMMRM(メキシコ鉱山冶金労働組合)のスポークスマンは、現在急ピッチで進められている同鉱山の復興作業が終了し、操業を開始したとしても、それを阻止する行動を起こす旨を明らかにした。
 同鉱山においては警察等による厳戒警備の下、現在急ピッチで復興作業が進捗しており、Grupo Méxicoは遅くても2010年H2に操業再開する旨を公表している。それに対し、STMMRM側は、新規の雇用労働者の経験不足による操業再開の困難さを指摘している。
 また、USW(米国鉄鋼労組)は、STMMRMへの支援として、同鉱山への監視員派遣を表明している。

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