ブラジル：SAMARCOが4基目のペレット生産プラント建設を検討中

　8月27日付け一般紙等によると、Vale,BHP Billitonが権益を50％ずつ保有する鉄鉱石生産及びペレット生産企業であるSAMARCO(本社Belo Horizonte)のペレット生産能力は、現在21.6百万t/年であるが、過去13か月にわたりフル生産が続いており、今後もこの傾向は継続することが見込まれることから、同社では新たに4基目となるペレット生産プラントを建設し、年間30.2百万t(37.5％増)まで拡大する計画を有している。
　本プラント建設には、4基目のペレット生産プラントの他、Germano Complexにおける3基目となる選鉱プラント、Ponta Ubaの採掘施設からの396 kmにわたる3基目のパイプライン敷設を含み、総投資額は50億US$になると見込まれ、2010年11月の経営会議で議論される予定である。