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ニュース・フラッシュ

2010年9月23日 シドニー 増田一夫

豪:Bauxite Resources社はWA州にアルミナ精錬所建設で中国と合意

 2010年9月23日、Bauxite Resources Ltd.(本社:豪Perth)は、WA州Darling Rangeボーキサイト・プロジェクトのアルミナ精錬所建設で中国国営Yankuang Corp.(鉱集団有限公司)と覚書を締結したことを発表した。Yankuangは、アルミナ製錬所の年間生産能力1.1百万t(ボーキサイト年間処理能力3.5百万t)と5年以内の建設開始を提案しており、これからBankable FS、サイト選定、環境及び許認可手続きを行う。
  この覚書は株主及び政府等承認が前提となっており、主な合意条件は、
 ・製錬所建設費用:Yankuang 91%負担、Bauxite Resources社9%負担
 ・アルミナ生産物引取権:Yankuang 70%、Bauxite Resources社30%(うち15%は、Yankuangが最初の10年間オフテイクを有する)
 ・Bankable FS費用:Yankuang 90%負担、Bauxite Resources社10%負担
 ・Darling Rangeボーキサイト・プロジェクトに関する既存探鉱支出の70%をYankuangが負担。
 ・Darling Rangeボーキサイト・プロジェクトのDSO(直接船積鉱石)生産物引取権:今後3年間はYankuang 51%、Bauxite Resources社49%
 ・Darling Rangeボーキサイト・プロジェクトの探鉱については、中国Shandong No.1 Institute of Geology and Minerals Exploration(山東省第一地質鉱産勘査院)と共同で実施し、Bankable FS完了までShandong No.1 Instituteが費用を負担することにより、同プロジェクトの権益60%を取得。

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