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- 鉱種:
- 銅 ベースメタル
チリ:Barrick GoldがZaldivar銅鉱山の一次硫化鉱採掘のためエンジニアリング概念設計を検討
Barrick Gold(本社:加・Toronto)は、チリ第Ⅱ州Antofagasta南東170 kmに所在し同社が100%権益を保有するZaldivar銅鉱山について、現在の鉱床の下部に賦存する一次硫化銅鉱床開発を検討するため、2010年Q4よりエンジニアリングの概念設計を実施する計画である。
現在のところは今後15年で終掘の予定であるが、一次硫化鉱を採掘することにより更に15~16年間にわたり操業期間を延長することが可能となる。
開発を検討している鉱床の埋蔵量は、銅量で2,720千t以上、金は2,400千toz(74.6t)程度である。
なお、同鉱山では2011年から銅生産量が20~30%程度減少することが見込まれていることから現状の生産量を維持することを目的として、粗鉱処理量を220千t/日から260千t/日に引き上げるべく、関係当局より最終認可を取得するための手続き中である。
Zaldivar銅鉱山の2009年生産量は137千tであったが、2010年は5%増の145千tを予定している。
