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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2010年9月28日 サンティアゴ 大野克久

チリ:CODELCO、Chuquicamata銅鉱山の坑内掘計画を承認

 2010年9月23日、CODELCOがChuquicamata銅鉱山の坑内掘計画について、チリ第Ⅱ州COREMA(州の環境委員会)から承認されたことを発表した。これは、2010年1月にCOREMAに申請されていたもので、現在FSを実施している。
 本プロジェクトの鉱床規模は17億t(平均品位Cu 0.7%、平均品位Mo 499ppm)、投資額は20億US$で、本格操業移行時には粗鉱処理量140千t/日、年間銅量340千tの銅精鉱、18千t以上のモリブデン精鉱が生産される計画である。
 プロジェクト開発期間は8年で、2019年末からの操業開始を予定しており、これに伴い露天採掘は2020年で終了することとなる。
 現在、CODELCOは銅生産量の約30%を坑内掘に依存しているが、Chuquicamata鉱山の坑内掘が本格化すると、CODELCO銅生産の主体は坑内掘に移行することになる。
 なお、CODELCOによると坑内堀への移行により、採掘に係る二酸化炭素排出量が97%削減できるとしている。

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