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ニュース・フラッシュ

2010年10月16日 シドニー 増田一夫

豪:Rio TintoはNSW州Northparkes鉱山で2012年から新坑道掘削技術を試験

 2010年10月6日、Rio TintoはNSW州Northparkes鉱山で2012年から新坑道掘削技術の試験を行うと発表した。この技術はRio Tintoが進める“Mine of the Future”の一部として開発が進められているもので、水平坑道掘進能率は10~13m/日となり、岩質によっては従来の穿孔・発破による坑道掘削能率の2倍以上の性能となる。この坑道掘削技術に、機械式連続掘削技術及び機械式支保工建込技術を組み合わせることで、より安全な坑内操業環境を目指す。この新坑道掘削システムは全長64mで、直径は最大で6m、最小で5m×5mの坑道掘進が可能で、2012年にはNorthparkes鉱山へ導入され、2012年末までには試験を完了する計画である。

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