ニュース・フラッシュ
2010年10月18日
サンティアゴ
神谷夏実
チリ:CODELCO、人員整理計画に組合反発
地元紙等によると、CODELCOは3,000人規模の人員整理を行う事を計画しているところ、同社銅組合連合(FTC) は退職インセンティブに問題があるとして、抗議運動を強化しようとしている。組合は、組合員より無期限ストライキ突入の合意を得ているという。CODELCOは組織改革の一環として、経営効率引き上げと現在平均年齢が48歳に達している従業員の年齢構成を引き下げるために、退職勧奨を進めており、すでにCODELCO第2位のEl Teniente鉱山の組合からは同意を取り付けているという。組合側は、今後の改革の中で新規従業員にも現行の契約が適用されるよう要望している。