ニュース・フラッシュ
2010年10月18日
サンティアゴ
大野克久
ブラジル・チリ:San Jose鉱山事故を契機に鉱山保安基準見直しを検討
ブラジルMárcio Zimmermann鉱山動力大臣は、チリのSan Jose鉱山事故を契機として、鉱山保安監督基準を見直すためのチームを発足させた。
同省のCaudio Scliar次官は、同国の鉱山保安基準は国際基準に準拠しており、チリの様な事故は発生し難いものの、今回の事故は我々に鉱業活動は常に危険を伴うものであることを再認識させたとコメントした。
なお、同次官によると、ブラジルには64の坑内掘鉱山が存在し、うち17鉱山が露天掘との併用、Minas Gerais州には金及び亜鉛の坑内掘鉱山が24か所、石炭の坑内掘鉱山が17か所存在し、中には採掘深度が1,200~1,300mに達するものもあるとのことである。
