ニュース・フラッシュ
2010年10月19日
シドニー
原田富雄
豪:Rangerウラン鉱山、2010年の酸化ウラン生産量が減少
2010年10月13日、Rio Tintoの子会社であるEnergy Resources of Australiaは、NT州で操業するRangerウラン鉱山の2010年の酸化ウラン生産量を、当初予定していた4,300~4,700tから3,900tへ下方修正した。これは、鉱石中のウラン品位が9月の見積りに比べ低下したことが影響しており、2010年の販売契約に関しては買鉱により対応するとしている。
同社は、酸化ウラン生産量を確保するため、現在生産中のRanger 3と呼ばれる露天採掘箇所下部の探鉱試掘を行うとともに、貯鉱中の低品位鉱石からウランを抽出するヒープ・リーチングに関するFSを実施中である。
