ニュース・フラッシュ
2010年10月29日
サンティアゴ
神谷夏実
チリ:Collahuasi鉱山、ストライキ回避のため政府仲介要請
メディア報道によると、2010年10月27日のCollahuasi鉱山労働組合の投票の結果、1,415人の組合員の99.9%が会社回答を拒否しストライキ入りを支持した。この結果を受け、労働組合及び鉱山を経営するDona Ines de Collahuasi社は、ストライキを回避するために政府による仲介を正式要請した。ストライキは2010年11月5日に予定されている。今後労働省による仲介が不調に終われば、ストライキ突入を5日間遅らせ交渉を継続できるという。なお、労働組合要求のベースアップ10%に対し、会社提示額はこれより2~3%低く、会社提示のボーナスは890万Peso(約18,500 US$)である。