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- 鉱種:
- 銅 ベースメタル
チリ:Antofagasta Mineralsの2010年Q1の銅生産量は、対前期比4.1%増
11月3日にAntofagasta Mineralsから2010年Q3の生産実績レポートが公表された。本レポートによると、2010年Q3の銅及びモリブデン生産量は、本年3月下旬にLos Pelambres鉱山の粗鉱処理量拡大工事が完了したことから、銅は対前期比4.1%増の140.7千tであったが、モリブデンは品位及び実収率低下の影響から18.5%減の2.2千tであった。しかし、2010年Q1~Q3の合計は6.7千tで、対前年同期比15.5%増を達成している。
同社全体の銅生産キャッシュコストは、Los Pelambres鉱山のメンテナンス、El Tesoro鉱山北東鉱体における一時的な操業停止、モリブデン価格の下落等により、対前期比23.0%増の109¢/lb.であった。
現在開発中のEsperanza鉱山については、2010年11月中に生産を開始し、年末には銅精鉱輸出の第1船の出航が見込まれている。
