ニュース・フラッシュ
2010年11月9日
サンティアゴ
大野克久
チリ:鉱業ロイヤルティ収入は1,500百万US$程度になる見込み
チリEstrategia紙に対し、Laurence Golborne鉱業大臣は、鉱業ロイヤルティ(正式名称:鉱業特別税)引き上げにより当初の3年間で1,000百万US$の税収を見込んでいたが、銅価上昇に伴い、当初見込みより400~500百万US$増加し1,500百万US$程度になると語った。
専門機関等は、2010年の平均銅価格は3.3 US$/lb程度になる見込みで、今後6年間の平均銅価格は3 US$/lbを超えると見ている。
鉱業ロイヤルティ引き上げについては、年間銅生産量が50千tを超える鉱山会社が対象であるが、鉱山会社は現行のロイヤルティ率を維持することも可能である。


