ニュース・フラッシュ
2010年11月18日
シドニー
増田一夫
豪:豪州農業資源経済局-地方第一次産業局は豪州の鉱業・エネルギー分野における開発動向を発表
2010年11月18日、豪州農業資源経済局(ABARE-BRS:Australia Bureau of Agricultural and Resources Economics-Bureau of Rural Sciences)は、豪州の鉱業・エネルギー分野における開発動向(Major Development Projects on Minerals and Energy (October 2010 Listing))を発表した。
発表資料によれば、2009/10年度(注:豪州の会計年度は7月~翌年の6月)の金属鉱物資源及びエネルギー分野における探鉱投資額は57億A$と、前年度に比べ5%減となったものの、過去30年間で3番目に高額となっている。金の探鉱は前年比31%増の575百万A$と増加した一方で、ベースメタルの探鉱は前年比12%減の457.2百万A$となっている。
開発に対する資本投資額は348億A$と前年度に比べ8%減となっっており、2010/11年度は548億A$の資本投資が予測されている。