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ニュース・フラッシュ

2010年11月22日 ジャカルタ 高橋健一

インドネシア:FCX・Grasberg鉱山、坑内採掘による新規鉱床の開発に4億US$を投資

 各社報道によれば、Freeport McMoRan Copper Gold社(本社米国)は、インドネシアGrasberg 鉱山のBloc Cave及びDeep Mill Level Zone鉱床を坑内採掘により新規開発することとし、2011年から2016年にかけて総額4億US$を投資する計画であるとしている。これは、現在採掘を行っているOpen pitとDeep Ore Zone鉱床の生産量5万t/日が今後減少していくことへの対策であり、今回投資を計画している坑内採掘により240 t/日の鉱石生産が追加されるとしている。他方、Deep Ore Zone鉱床に近接するBig Gossan鉱床についても、2009年までに225百万US$が投資され、露天採掘による開発が進められてきたが、同鉱床の採掘も2011年に開始され、2012年のピーク時には7千t/日の追加鉱石生産量が見込まれている。

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