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豪:鉄鋼石大手Fortescue Metals Groupは生産量を増強
2010年11月19日、Fortescue Metals Group 社(以下Fortescue)は、WA州Pilbaraで開発中のSolomon Stage1のFSやChichester鉄鉱石プロジェクトの検証を行った結果、合計で84億US$の投資を行い、2014年中頃には現在の年産55百万tから155百万tへの増産を行うことを取締役会で承認したと発表した。このため40億US$の資金調達を行うとしており、84億US$の投資先内訳として、鉄道・港湾拡張に46億US$、Chichester Mining Hubに15億US$、及びSolomon Mining Hubに23億US$となっている。
同社CEOのForrest氏は、計画通り生産量拡張に成功すれば、その後2017年までにRio TintoやBHP Billitonと同レベルとなる年産355百万tまで拡張する意向を示している。
一方で、Forrest氏は連邦政府が2012年7月から導入を目指す鉱物資源利用税(MRRT)について、ジュニア企業の成長を阻害するものとして導入反対を表明しているが、これに対してFerguson資源エネルギー大臣は、同氏の言動が異なるとして非難している。