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インドネシア:Sherrit社(加)、Rio Tintoからスラウェシ・ニッケル・プロジェクトの権益を取得
Sherritt International社(加、TSX上場)は、2010年12月1日、Rio Tintoが100%権益を持つインドネシアのスラウェシ・ニッケル・プロジェクトの権益57.5%を取得することで、Rio Tintoと合意したと発表した。Sherritt International社は今後のFSまでの費用110百万US$を負担することで同権益を取得の上、プロジェクトのオペレーターとなり、一方、Rio Tintoは引き続き42.5%の権益を保有する。また、インドネシアの法律に従い、今後インドネシア地方政府がプロジェクト権益20%を取得することになった場合、残りの80%のうちSherritt International社が46%、Rio Tintoが34%のシェアとなる予定であるとしている。
スラウェシ・ニッケル・プロジェクトは、世界でも有数の規模となるニッケル・ラテライト・プロジェクトとして知られており、Rio Tintoによれば、ニッケル含有量162百万t、ニッケル年産規模10万tのポテンシャルを持つ。ラテライト鉱床の開発には技術的、経済的な課題があることから、今回、その開発の技術、経験を持つSherritt International社がオペレーターシップを取ることで、開発の実現に一歩近づくものとしている。