閉じる

ニュース・フラッシュ

2010年12月28日 サンティアゴ 神谷夏実

パキスタン、チリ:在チリ・パキスタン大使、鉱業投資を呼び掛け

 地元メディア報道によると、在チリ・パキスタン大使が、Golborneチリ鉱業大臣、CODELCO関係者と会談し、パキスタンでの探鉱開発を進めるよう働きかけた。特にパキスタンBalochistan州は鉱業ポテンシャルが高く、現在、チリAntofagasta Minerals社とカナダBarrick Gold社が、同州でReko Diq銅プロジェクトの開発を進めており、両社が権益75%を出資、残りの権益はパキスタン政府が保有している。同プロジェクトは開発コスト33億US$で、すでにEISの提出、FSは終了しているが、2011年1月末には開発に向けた最終承認が下りる見込みとなっている。こうしたタイミングに、パキスタン大使がチリ側に同州の高い資源ポテンシャルに対す投資を呼びかけたとみられる。

ページトップへ