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ニュース・フラッシュ

2011年1月10日 リマ 山内英生

ペルー:エネルギー鉱山省、2010年は55件のEIAを承認

 2011年1月4日付け地元紙等によると、エネルギー鉱山省鉱業環境総局は、2010年に、鉱業プロジェクト及び操業に関するEIA(環境影響評価)を55件、探鉱に関するEIAsd(概要環境影響評価)及びDIA(環境影響申告書)を169件、閉山計画書を36件、その他7件の計267件(投資額13,069百万US$相当)の環境関連申請書を審査・承認した旨を発表した。その他、Cerro Verde鉱山やShougang鉱山等、既存鉱山の拡張に関するEIAも承認された。EIA承認数は2007年29件、2008年30件、2009年40件となっており、2010年の承認数55件は過去最高となった。
 承認されたEIAのうち投資規模の大きなものはMinas Conga金・銅プロジェクト(投資額3,000百万US$)、Toromocho銅プロジェクト(2,200百万US$)、Antapaccayプロジェクト(1,500百万US$)、Mina Justaプロジェクト(744百万US$)、La Arenaプロジェクト(360百万US$)、Constanciaプロジェクト(846百万US$)等となっている。
 なお、2011年には現在審査中のLas Bambas銅プロジェクト、Tia Maria銅プロジェクトなど合計79件のEIAが承認される見通しとなっている。

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