インドネシア：Southern Arc Minerals社(加)、ロンボク島金・銅探鉱プロジェクトのライセンス(IUP)取得

　Southern Arc Minerals社(加TSX-V上場)は、2011年1月10日、インドネシア・西ヌサ・トゥンガラ州ロンボク島における金・銅探鉱プロジェクトのライセンス(探鉱IUP)を取得したと発表した。取得したライセンスは、新鉱業法に基づく探鉱IUPとなるもので、約1万haの面積にわたり、いくつかの浅熱水性の金鉱化、ポーフィリー型銅鉱化が確認されている。同社はこれまでフェーズ1のボーリング調査を行ってきたが、さらに今後1年間、6.4百万US$の探鉱費により、資源量把握を目的とした総掘進長15,500mとなるフェーズ2のボーリング調査等を実施する計画となっている。
　新たに取得した探鉱IUPは、同社のインドネシア子会社となるPT Indotan Lombok Barat Bangkit社(以下「ILBB社」)が所有しており、ライセンス期間は5年間(延長可能)でF/S段階までの探鉱活動が許可される。F/S後は別途開発段階のIUPが必要となるが、自動的に移行することも可能となる。なお、ILBB社の資本比率はSouthern Arc Minerals社85％、地方政府(西ロンボク県)10％、当初からのインドネシア・パートナー5％となる。