カザフスタン：2010年非鉄金属生産動向

　現地報道は、2010年のカザフスタンにおける非鉄金属動向について以下のように紹介している。
　2010年の鉱石生産量は、ボーキサイト5.3百万t(対前年比3.5％増)、銅鉱石3.2百万t(同3.6％増)、銅・亜鉛鉱石4.8百万t(同6.1％減)、鉛・亜鉛鉱石6.8百万t(同3.7％減)、マンガン鉱石3.0百万t(同23.5％増)、クロム鉱石5.1百万t(同8.8％増)。
　金属地金では、アルミニウム1,867千t(対前年比7.6％増)、亜鉛319千t(同3.1％減)、銅323千t(同3.4％増)が生産された他、銅精鉱380千t(対前年比同7％減)、鉛精鉱36.1千t(同8.4％減)、亜鉛精鉱404.5千t(同3.3％減)が生産された。
　純金生産高は13,313 kgで、2009年実績を29.5％上回った。未加工・半加工の金は29,941 kgが生産され対前年比33.2％増となった。また、未加工・半加工の銀生産高は対前年比10.9％減の550,735 kgであった。