パナマ：商工省が鉱業法改正案を国会に提出

　2011年1月18日付け業界紙等によると、パナマ共和国商工省は、鉱業法改正案を国会に提出した。
　商工省は、2010年9月から現行鉱業法の改正のための作業を行ってきた。Martinelli商工大臣によると、鉱業活動を実施する際の環境への配慮、鉱業活動を実施する地域コミュニティへの配慮、地域コミュニティへの還元を目的としたロイヤルティの引上げ等が改正の柱となっている。今後、国会において、この案を基に現行鉱業法の見直しが審議される。
　パナマにおいては、Petaquilla Gold社(加)のMolejon金山が唯一操業しており、Inmet Mining社のPetaquilla銅プロジェクト等のカナダ企業による探鉱開発プロジェクトが実施されている。