閉じる

ニュース・フラッシュ

2011年1月24日 バンクーバー 大北博紀

PNG:Nautilus社は世界初の深海採鉱権を政府より与えられる

 パプアニューギニア政府は、2011年1月17日、Bismarck海の深海鉱物資源開発Solwara1プロジェクト(以下Solwara1)を開発しているNautilus Minerals Inc(本社:ON州Toronto、以下Nautilus社)に、世界初の深海採鉱権を与えた。
 Solwara1は、水深1,600 mの海底にある高品質の銅と金を含む鉱床で、ラバウルの50 km北に位置する。深海採鉱権適用範囲はSolwara1鉱床を囲む約59 km2
 Solwara1鉱床は220万tの鉱石うち(87万tは品位銅6.8%と金4.8g/t)を保有している。
 採鉱権は初期の20年間保証されており、パプアニューギニア政府はJVパートナーとして、Solwara1の株式30%を取得するためのオプション権を保有し、オプション権は1月以内に行使することができる。
 Nautilus社は、2013年後半に予想される生産開始時に、銅約8万と金15万~20万oz(4.65~6.20 t)を含む年間130万t以上の鉱石生産を計画している。

ページトップへ