ニュース・フラッシュ
2011年1月25日
サンティアゴ
大野克久
チリ:最終的に94%の大手鉱山が改正鉱業ロイヤルティ制度へ移行
チリ関係当局は、2011年1月17日が期限であった改正鉱業ロイヤルティ制度への移行について、当初90%程度を見込んでいたが最終的に94%に相当する21の大手鉱山が受入れを表明したと発表した。
なお、Anglo Americanが所有するMantoverde鉱山及びMantos Blancos鉱山は改正制度に移行しない。
また、政府は当初、銅価3.2~3.3 US$/lbという前提で、本改正により2010~2012年の3カ年で10億US$の歳入を見込んでいたが、最近の銅価格高騰により36億23百万US$程度まで拡大する可能性を示唆している。