ニュース・フラッシュ
2011年1月28日
シドニー
増田一夫
豪:政府、アフリカ諸国重視を強調
2011年1月28日付け地元紙等によれば、Kevin Rudd外相は地元紙のインタビューに対し、豪州はアフリカに対しもっと関心を寄せるべきだと語っている。現在、200~300もの豪州鉱山会社・探鉱会社、特にWA州を拠点とする企業がアフリカに関心を示し、43か国で6,700プロジェクトが進められている。その投資総額は200億A$にも及んでおり、豪州企業によるアフリカ投資を保護・支持していくことが重要であると語った。
このインタビューは、豪州政府のアフリカへの関心と援助額の増額が、国連安全保障委員会の非常任理事国のポスト狙いであるという野党からの批判に応えたもので、アフリカへの関心はあくまで豪州を利するものであることを強調した。