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- チタン ジルコニウム レアメタル
豪:AZC社のジルコン・チタンJVプロジェクトへの中国・東方ジルコニウム業の51%出資をFIRBが承認
現地報道によると、2011年2月1日、中国の東方ジルコニウム業は豪州DCM社と協定し、豪FIRBが同社とJVを設立することを承認したと発表した。DCM社は傘下にAZC社を保有する。
既に、2010年4月に協定が結ばれ、東方ジルコニウム業の出資は最大限で40百万A$(34百万US$)、JV会社の株式51%を入手すると発表していた。AZC社は豪州の上場企業で、豪州の主要ジルコン・チタン鉱区であるMurray Basinに15,500km2にわたり探鉱権を所有する。所有するMindarieジルコンプロジェクトはジルコン精鉱35,000 tの年間生産能力を有している。
今回のJVでは、東方ジルコニウム業の豪州子会社と豪州ジルコン生産企業Thtf Australia Mining Pty Ltd等が共同出資でJV企業Murray Zircon Pty Ltdを設立する。東方ジルコニウム業はここにAZCの資産等を移転させることを要求しているとのこと。AZCが権益80%を有するWIM150プロジェクト(JORC規程に基づくジルコン資源量約360万t)の権益帰属に関しては現時点で確定していない。