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ニュース・フラッシュ

2011年2月7日 シドニー 増田一夫

豪:Thundelarra Exploration社Thunderballウラン鉱床の資源量を発表

 2011年2月7日、Thundelarra Exploration Ltd.(本社:豪Perth、以下Thundelarra)は、初となるNT準州Thunderballウラン鉱床の資源量を発表した。Thunderballウラン鉱床は、Hayes Creekプロジェクトの一部で、2008年後半に発見された鉱床で、予測資源量は、1.06百万t、U3O8品位796 ppm(カットオフ品位200 ppm)となっており、ダイアモンド・ボーリング19孔及びRCボーリング39孔のデータに基づいて算出されている。
 地元紙等によれば、今回の資源量発表でThundelarra社の株価は15.6%下落したが、これは、鉱床発見当初のU3O8品位よりも低い品位で資源量が算出されていることに起因している。これに対しThundelarra社は、現時点のボーリング間隔では高品位鉱化帯の連続性が証明できないとして、鉱床発見当初のU3O8品位よりも低い品位で資源量が算出された理由を説明している。

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