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ニュース・フラッシュ

2011年2月14日 リマ 山内英生

ペルー:2011~2012年の鉱業投資は130億US$の見通し

 2011年2月8日付け地元紙等によると、ペルー鉱業石油エネルギー協会(SNMPE)のMartinez新会長は、今後10年間に計画されている鉱業・石油・電力関連のプロジェクト投資総額は561億US$に上る一方で、これらプロジェクトの多くは未だFSや環境影響調査(EIA)実施前の段階にあり、投資の実行は保証されていないとした。その上で同会長は、複数の大統領候補者が鉱業税制の強化やロイヤルティ等の制度変更を検討していることは、特にプレFS段階にあるプロジェクトの投資計画の延期を招く可能性があると警告した。
 また、同協会のArias鉱業副会長は、現在計画されている鉱業投資の総額は419.51億US$に上り、このうち2011~2012年の2年間に投資が計画されているのはQuellaveco銅プロジェクト、Minas Conga銅・金プロジェクト、Antapaccay 銅プロジェクト、Consancia銅プロジェクト、Mar Cobre銅プロジェクト、La Arena金プロジェクト等合計130億US$に上るとの見通しを示した。

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