ニュース・フラッシュ
2011年2月14日
バンクーバー
大北博紀
フィンランド:Cameco、Talvivaara社・Sotkamo鉱山からのウラン供給契約締結
Cameco(本社:加・サスカトゥーン)は2011年2月7日、Talvivaara Mining Plc(本社:フィンランド、以下Talvivaara)が東フィンランドに所有しているSotkamoニッケル・亜鉛鉱山から生産されたウランを購入するため、2件の契約に署名をしたと公表した。
契約は、Camecoがウラン抽出設備の建設費をカバーするために最大で60百万US$の先行投資を行い、返済はTalvivaaraがウラン精鉱で行うという内容、及び返済終了後、2027年12月31日までSotkamo鉱山で生産されたウラン精鉱を販売時に市場価格で購入するという内容である。
Camecoは、Sotkamo鉱山の鉱業権と独占販売権を取得する意向である。
Talvivaaraはウラン抽出設備の建設完成を2012年と計画しており、Sotkamo鉱山の生産量は酸化ウラン(U3O8)換算で年間90万lb(350 tU)を予定している。
