中国：中国電信、11次五カ年計画の「光進銅退(光ファイバー化)」成果発表

　現地報道によると、2011年2月17日、中国電信は2006～2010年の第11次五カ年計画での「光進銅退(従来の銅の通信ケーブルを光ファイバーに置き換える)」の成果についての発表会を実施した。
　発表会では、5年間でブロードバンドのために1,500億元(228億US$に相当)が投資され、この間「光進銅退」が積極的に推進され、6,500万km対の銅通信ケーブルが回収され光ファイバケーブルに置き換えたという技術革命が実施されたことが報告された。FTTH(fiber to the home)では、100 MB以上のブロードバンドが確保され、その施設戸数は1,000万戸に達した。商業ビルへは、ほぼ全面的に光ケーブルが施設されているとも報告されている。
　発表された「光ファイバーに置き換えられた銅の通信ケーブルが6,500万km対」を銅量換算すると、5年間で銅120万tがスクラップ・リカバリーされたことになる。