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- 鉱種:
- 亜鉛 ベースメタル
ペルー:中国企業、Bongara亜鉛プロジェクトを巡りRio Cristal Resources社と交渉
2011年3月1日付け地元紙等によると、Rio Cristal Resources社は、Bongara亜鉛プロジェクト(Amazonas県)の開発に関して中国企業との交渉を進めていることを明らかにした。同社のFindley代表取締役は、中国によるBongara亜鉛プロジェクトへの関心の高さの理由として、同国で大量の亜鉛が精錬され、その原料のうち半分が輸入精鉱であることを挙げた。また、中国企業はより多くの亜鉛を必要としていることから、ステージの進んだプロジェクトを求めており、ジュニア企業への関心を高めているとコメントした。
中国が輸入する亜鉛精鉱のうち、33%が中南米に由来し、その大部分がペルーから輸入されている。
一方、Rio Cristal Resources社のPreble社長は、2011年4月から9月にかけて第2回目のボーリング調査を実施することを明らかにした。2011年の探鉱投資額は3百万US$、ボーリング総延長は6千mとなる計画で、2012年には第3回目のボーリング調査とプレFSが行われる予定である。


