韓国：2010年の6大鉱産資源自給率27％に上昇

　韓国での報道によれば、韓国知識経済部の調査で、2010年のウラン、銅、亜鉛、ニッケル、石炭、鉄の6大鉱産資源の自給率は27％となった。2007年は18.5％、2008年と2009年はそれぞれ23.1％、25.1％であり、2010年は更に上昇した。
　韓国知識経済部によれば、6大鉱産資源の自給率は伸びているものの、韓国経済の復調により輸入量もまた増加している。また、レアアース等の新戦略鉱産資源の2010年自給率は計画の5.5％を3ポイント上まわり8.5％となったことを明らかにしている。
　韓国では2007年6月に、「2020年までに、ニッケル、石炭、鉄、銅、ウランを含む主要鉱産資源の自給率を40％にする」との目標が明らかにされ、同年8月の「第三次海外資源開発基本計画(2007～2016年)」に明示されている。