ペルー：Hochschild社、2010年利益は前年比79％増

　2011年3月28日付け地元紙等によると、Hochschild社は、金及び銀の価格高騰を受けて、2010年の利益が79％増加し94.9百万US$となったことを明らかにした。一方、ペルー及びアルゼンチンでは物価上昇に伴い操業コストも増加していると発表。さらに、ペルー、アルゼンチン、メキシコ、ペルーでの2011年の探鉱費を40％増の70百万US$とする計画を発表した。
　同社は、各国で進行中の複数のプロジェクトは順調な進展を見せているほか、操業鉱山については生産状況の改善やマインライフの延長に取り組んでいるとした。
　Hochschild社の2010年の銀生産量は26.4百万oz(約821 t)に達した。